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ちょっとでも楽にしたい…!!【家事動線】おすすめ収納編 - 子育て家庭の家作り -
2024.06.03
前回は「ちょっとでも楽にしたい…!【家事動線】ランドリールーム編」ということでお洗濯周りの家事動線を中心にお伝えしました。
今回は、子育て家庭に【オススメの収納】について、実際に最近家を建てた筆者のリアルな感想を交えつつ、子育て世帯におすすめの家事動線&家づくりのポイントをご紹介します!
【子育て家庭におすすめ収納その①:玄関収納(土間収納)】
実際に子育てをしていて「作っておいてよかったなぁ…」と本当に思うのが玄関収納(土間収納)です。
大人ふたり、夫婦だけで暮らしていた頃は、二人ともそんなに物を持つタイプの人間ではないこともあって、収納で困ることはほぼありませんでした。
しかし、子どもが生まれるとそうはいきません。
まず代表的なのがベビーカー。赤ちゃんのいる家庭の必須アイテムです。
日本のベビーカーはコンパクトに折りたためる機能的なものが多いですが、残念ながら折りたたんでも結構な存在感を放つのがベビーカーというもの。
玄関に出しっぱなしにしておくのは出入の邪魔になりますし、家の顔である玄関がぐちゃぐちゃと片付かない印象に…。
そんなとき活躍してくれるのが玄関収納。
名前の通り玄関と繋がった空間に設置された収納なので、お出かけ時にはサッと取り出せて、帰宅したらまたサッと片付けられるという、最高の収納動線が確保できます。
ベビーカー以外にも、外遊びに使うボールやなわとび、水鉄砲にしゃぼん玉セット、砂場用のスコップにバケツ、キックボードや三輪車…など、外で使うけど家の中に収納しておきたい子ども用アイテムの収納場所として、出し入れに無駄な動線が生じない玄関収納は最適なのです。
【玄関収納おすすめ活用法】
玄関収納内に、上着やコートをかけておけるクロークスペースを作ると、すごく便利でオススメです!
出かける時にいちいちクローゼットまで上着をとりに行かなくてすみますし、雨に濡れたレインコートを掛けておくこともできるので、お部屋を濡らす心配もありません。
花粉の季節も、花粉の付着した上着を玄関で脱いでしまえば、室内に持ち込まれる花粉の量を大幅に減らせるので、アレルギー対策にもなります。
クロークスペースを設ける場合、あらかじめ設計段階から組み込んでしまえれば一番良いのですが、そうでない場合は、壁付けタイプのコート掛けを後から設置する方法もアリです。
さらに子育て家庭では、子どもが成長して使わなくなったべビーバス、使わなくなったベビーゲート、使わなくなったベビーベッド…など、昨日までは使っていたけど今日からは使わないものが頻繁に発生します。
それらの使わなくなったベビーアイテム(大抵すごくかさばる!)を、捨てるにせよ譲渡するにせよ、次の行き先が決まるまでの一時保管場所が必要になります。
そんなときにも何かと便利なのが玄関収納(土間収納)。
玄関直結で外へ運び出しやすい動線と、大きくてかさばるアイテムを置いておける収納力の両方を備えているので、「売るか捨てるか譲るか決めてないけど、とりあえず一旦片付けよう」という、かさばるアイテムの一時避難場所になってくれます。
【子育て家庭におすすめ収納その②:リビング収納】
赤ちゃんや小さい子どもが、日中ほとんどの時間を過ごすことになるのがリビングルームです。
となると当然、リビングに必要になってくるのが、紙オムツやおしり拭きといったお世話グッズ、そして子どもが遊ぶためのおもちゃ(絵本、パズル、積み木、ブロック、お絵描きセット、ぬいぐるみ、おままごとグッズ、ミニカーや電車のおもちゃ、などなど…)です。
紙おむつ&おしり拭きは大抵まとめ買いしてストックしておくのでかさばるし、おもちゃは子どもの年齢が上がるにつれて、どんどん増えていきます。
これらのかさばるアイテムにリビングルームを占領されないために、リビング収納が必須なのです。
ここでオススメしたいポイントが、リビング収納の扉は、よちよち歩きの子どもには開けられないようなタイプの扉を選ぶということ。
例えば、ワンプッシュしないと開かないマグネットタイプの開き戸や、よちよち歩きの赤ちゃんの力では開かないぐらいの、滑り出しがやや重めの引き戸など。
もちろん、普通の引き戸や開き戸に市販のチャイルドロックを取り付けるのでもOKです。
リビング収納は、子ども用品以外にも、日常的にリビング空間で使うさまざまなものを収納する場所です。
我が家の場合は、ペンやハサミ、カッターなどの文房具、絆創膏や消毒液などの救急セット、ビニール紐、電池…などなど、じつに雑多なものを収納しています。
どんなものを収納するかは家庭によって違いますが、大抵の場合、子どもに触って欲しくないものが含まれていると思います。とくにカッターや鋏、電池などは危険度大!
そして困ったことに、大抵の場合、子どもは扉を開けるのが大好きです。
しかもよちよち歩き期の小さな子どもは、大抵の場合、なんでも口の中に入れようとします。
リビング収納の扉が子どもにも簡単に開けられてしまうような作りの扉だと、うっかり目を離した隙に子どもが収納を開けて、中のものを口に入れてモグモグしていた…などという事態が起こりかねません。
日々子育てをしていて感じますが、子どもから一瞬も目を離さないなんていうことは不可能です。
子どもを危険に晒さないために、仮に少々大人の目が離れたとしても重大事態にならないよう、先回り先回りで対策しましょう。
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