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ちょっとでも楽にしたい…!!【家事動線】キッチン編 - 子育て家庭の家作り -
2024.04.05
子育て家庭は毎日がドタバタの連続。
子どもは常に親の予想の斜め上を行き、大人の思うようには動いてくれない生き物です。
そこが子どもの魅力であり、子育ての面白いところと言えますが、面白がってばかりもいられないのが子育ての現実…。
今回は「ちょっとでも楽にしたい…!子育て家庭の家作り【家事動線】〜キッチン編〜」ということで、子育て世帯におすすめの家事動線&家づくりのポイントを、筆者が実際に家を建てて感じたリアルな体験談を交えてご紹介します!
【家事動線】とは?
近年よく聞くようになったワード“家事動線”。
そもそも“動線”とは何か?というと、人や物が移動する際の経路のことを言います。
家事動線とは、文字通り家事をするときに移動する経路のこと。
家事動線を意識した家づくりをすることで、生活しやすく、家族みんなが楽しく暮らせる住宅づくりができます。
→ポイント1:回遊性のあるオープンキッチン
前回のブログでも書きましたが、オープンタイプのキッチンは料理中でもリビングにいる子どもを見守りやすく、子育て家庭におすすめのキッチンの一つ。
台所で家事をしている最中でも顔を上げれば子どもの姿が見える・コミュニケーションがとれる、というのは、子育て中の親にとって本当に大きなアドバンテージです。
回遊性という点では、壁から独立したアイランドキッチンが最も回遊性が高くなりますが、幼稚園生以下の小さなお子さんのいる家庭では「料理中に子どもがキッチンへ入ってきてしまって危ない…」というデメリットも。
ただし、近年ではこうしたオープンキッチンにも設置しやすいベビーゲートが売られているので、子どもが小さいうちはベビーゲートを設置し、成長したらベビーゲートを外す、という対策方法もあります。(実際にアイランドキッチン+ベビーゲート2箇所設置で対策されている方いわく「かなり快適。ベビーゲート最高」だそう)
そして回遊性=アイランドキッチンじゃなきゃダメなの?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。片側が壁付けになったI型のキッチン、いわゆるペニンシュラタイプのキッチンも、子育て世帯におすすめです。
わが家のキッチンがこのタイプなのですが、リビングダイニングと対面になっているので子どもの姿を見守りやすく、なおかつ片側が壁付けされているので、ベビーゲートを1箇所に設置するだけで安心して台所仕事ができます。
ペニンシュラ型キッチンの場合、気を付けるポイントとして
・壁付けになっている方にコンロ
・オープンになっている方に冷蔵庫やパントリー
を設置すると、動線がごちゃつかずに使いやすいキッチンになるのでおすすめ。
→ポイント2:片づけやすい!キッチンと隣接したダイニング
食事の配膳、そして食べた後の食器の後片付けも、地味ながら結構めんどうな家事動作の一つ。
キッチンとダイニングテーブルが近い間取りなら、料理を並べるのもサッ!食器を片付けるのもサッ!とできて、いちいち家の中を行ったり来たりしなくて済むので、かなり楽です。
配膳・片付け動作のスムーズさを最優先するなら、キッチンとダイニングテーブルが横並びの間取りが連続性が高くておすすめ。
ですが、横並びにこだわらなくとも、楽に配膳・片付けできる距離を確保できてさえいれば問題ありません。
我が家のキッチンとダイニングテーブルは通路一本分の距離が空いているのですが、とくに不便なくササッと配膳も片付けも出来てしまうので、とても楽に感じています。
→ポイント3:忘れがちだけど重要!“ゴミ出し動線”
ゴミ出し動線とはすなわち「家庭内のゴミをゴミ収集所まで持っていく動線」のこと。
ゴミは毎日出る存在なのに、意外と忘れられがちなのがこのゴミ出し動線。
毎日のゴミの中でも最も厄介なのは、やはりキッチンからでる生ゴミでしょう。
くわえて小さな子どものいる子育て家庭からは、“使用済みオムツ”という、これまたなかなかにかさばるゴミが毎日出るので、必然的にゴミ出しの頻度が高まります。
ゴミ出しのストレスを減らすためにも、
・室内のゴミを外へ出すまでの経路を短くする
・ゴミ収集日までゴミを置いておける場所を確保する
という2点をしっかり考えておきたいところ。
キッチンと玄関が近い間取りなら、キッチンから出る生ごみをスムーズに運び出せるのでゴミ出しに便利です。
しかしキッチンと玄関が遠い間取りの場合は、重い生ごみを持って室内を移動したり、ゴミ袋から汁が漏れて床を汚してストレスに…なんてことにもなりかねないので、勝手口を設置するか、もしくは出入りのできる掃き出し窓を動線として使うという手もあります。
ゴミ収集日までのゴミ保管場所の確保というのも結構重要なポイント。
とくに生ゴミに比べて回収日の少ない資源ごみは、家庭内で結構場所をとります。
そんな資源ごみの一時保管場所として便利&おすすめなのが、玄関収納です。
生ゴミと違って臭いや虫の発生する心配がない資源ごみであれば、玄関近くに置いておいても安心ですし、収集日が来たらサッと捨てに行けるのでゴミ捨て動線もスムーズに。
または、パントリーが広めであれば、パントリーの一部を保管場所にするという方法もあります。
【家づくりに悩んだら、住宅のプロに相談を!】
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