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本当に「やってよかった!」と思う【子育て家庭の家づくり術】
2024.03.18
住宅購入を考えている人の中には「子どもがいるから/もうすぐ子どもが生まれるから家を建てたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は筆者が実際に家を建ててみて「これは本当にやってよかった!」と断言できる、子育て家庭におすすめの家づくりポイントをお伝えします!
1.リビングへの視線が通るキッチン
「キッチンで家事をしながら家族とコミュニケーションを取れます」という、今やすっかり定番となりつつある対面型キッチンのうたい文句。
正直なところ、以前は「そんなに家族とコミュニケーション取れなくても良くないか…?」などと思っていたものです。
が、実際に子どもが生まれて思い知りました。
「キッチンで家事をしながら家族とコミュニケーションを取れるLDK空間」、すごく重要です。
子育て家庭におすすめの家づくりポイント堂々の第一位と言えます。
子どもが生まれたてほやほやの0歳児の頃は,
「知らない間に寝返りを打ってうつ伏せになっていないか…」
「うっかりタオルケットが顔にかかって窒息しかけてないか…」
など、親から子への心配事が絶えない時期です。加えて、小さな子どものいる家庭では数時間おきに赤ちゃんのミルクを作ったり、使用した哺乳瓶をまた洗って消毒したり…と、通常の料理時間以外にもキッチンで過ごす時間が長くなりがち。
親がLDKのどこにいても子どもへの視線が通るようにしておくと、家事の合間にいつでも子どもの様子を確認できるので、親の安心感が段違いなのです。
そして、子どもが1歳を過ぎると、ハイハイやよちよち歩きで親の後をついてまわる「後追い期」がやってきます。
どこにでもついて行きたがるし、ちょっとでも姿が見えないと大泣き…。
こんな時も、キッチンに居る親の姿が子どもから見えていれば、そこまで泣かずに安心してくれやすくなります。
親が「同じ空間にいる・目があう・声が聞こえる」というのが子どもへの安心材料になるんでしょうね。
リビングへの視線が通るオープンキッチン、というと代表的なのが
・アイランド型キッチン(キッチンが壁面から独立したタイプ)
・ペニンシュラ型キッチン(キッチンの片側を壁付けにするタイプ)
の2タイプです。
個人的には、ベビーゲートを設置しやすいペニンシュラ型の方がおすすめ。
やはり料理中のキッチンは子どもにとって危険なので、隔離できる設備があると親は安心です。
2.大容量リビング収納(扉つき)
大容量のリビング収納は子育て家庭に絶対必要なマストアイテムです。
できれば扉つきがおすすめ。
というのも、子どもが小さいうちは、日中のほとんどの時間をリビングで過ごすことになります。
そうなると当然、赤ちゃんのお世話に必要なアイテムもリビングに置いておくことに。
赤ちゃんのお世話に必要なものといえば、
・紙おむつ
・おしり拭き
が必須アイテムですが、これら2つはなかなかにかさばります。
紙おむつもおしり拭きも毎日必ず使うものなので、特売セール時にまとめて購入することが多いのですが、段ボール箱いっぱいの紙おむつ&おしり拭きの重量感および生活感たるや、とても部屋の隅に積んで置きたいものではありません。
そんなとき大活躍するのが大容量のリビング収納。大量のオムツ&おしり拭きもすっきり収納できて、おむつ替えをしたい時にサッと取り出せます。
扉つきの収納なら“隠す収納”で部屋の美観を損なわずに済みますし、チャイルドロックを取り付けておけば子どもが勝手に収納の中を触らないようにしておけます(子どもは戸棚の中を探索するのが大好きです。ご注意!)。
3.掃除しやすいフラットな床
子どもがハイハイを始めると、リビング中をはいまわるようになります。
成長してハイハイ期を卒業しても、積み木やらぬいぐるみやらを床に並べて遊んだり、時にはそのまま床で無寝落ちしてたり…と、かなりの時間を床で過ごします。
そして子どもはなぜか「床に落ちているゴミや埃を見つけるのが上手い」という特性があります。
とくに何でも口に入れちゃう期の赤ちゃんは要注意。床に埃が落ちていようものなら、ひろって食べます。
わが子に埃を食べさせないためには、床をきれいに保っておく必要があります。
フラットな床なら凹凸が少ないぶん埃が溜まるポイントを減らせますし、何よりありがたいのがロボット掃除機が大活躍してくれること。
我が家は当初「リビング床をあえて他より沈ませる“サンクリビング”がカッコいいなぁ」と思っておりましたが、実用性を考えて結局フラットな床面にしました。
床がフラットだからスイッチ一つでお掃除ロボットが隅々まで掃除してくれる、という点以外にも、「子どもは想像以上にリビングを走り回る」「そして想像以上にちょっとしたものにつまずいてコケる」という現実を知った今、フラットな床面にして正解だったと思います。
【家づくりに悩んだら、住宅のプロに相談を!】
「結局、自分達にとってどんな家が一番良いんだろう?」と悩んだら、家づくりのプロに一度相談してみるのがおすすめです。
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